西原: |
今から皆さんにやってもらう演技はこうです。
教師である私は問題児の皆さんに私の授業に参加して欲しくないと思っている。
そこで今日、私は皆さんに意地悪な課題として、30秒以内にこの計算を全部終えられない場合はその時点でここから立ち去ってもらうと告げました。
皆さんは私に対して反発心を持っており、私は皆さんのことを最高にうざったい存在だと思っている。いい?
私はもし皆さんが30秒以内にこの計算ができなければ、「しめしめ、思い通り!」という気分です。
じゃあ皆さんは30秒以内に全部計算を終えられた場合、私に感じる気持ちは? |
生徒: |
ざまあ見ろ! |
西原: |
オーケー、 いいねえ! (意地悪そうに)じゃあ、用紙を表にして始めよう。 ハイ!
(30秒後)へえ、一応みんな終わったんだ。・・・気分は? |
生徒: |
ざまあ見ろ!(笑) |
西原: |
今、自分が演技してる気分になった人は?
え、誰もいないの? ・・・なんで? ・・・なんでだと思う? |
生徒: |
帰らされるのがいやでこの計算に集中できたし・・・。 |
生徒: |
時間が決まってて、やらなくちゃいけないことが目の前にあったから。 |
西原: |
でもこれがお芝居だって知ってたんでしょ? |
生徒: |
はい・・・。 |
西原: |
じゃあ、なんで集中できたんだろう? |
生徒: |
することも、目的もすごく具体的だったから・・・。 |
西原: |
うん、そう! そうだよねえ。 自分の思いや行動、またその理由が具体的だと集中できる! |