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演出家に「観客はお前から解説や説明をされたいわけじゃねーんだ!」と怒られています。その意味を聞きたいのですが、いつも「それくらい自分で考えろ!」といわれているので聞けません。参考意見を聞かせてください。 |
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なるほど…、そういう言い方で簡単に答えを見つけさせないというのも役者を育てる一つの方法かもしれませんね。
私はそういうタイプではありませんが。
さて、脚本の捉え方を演出家や観客にこれ見よがしに説明してしまう俳優は確かにいます。
大切なのはその時のその役の人物の感情表現なのに、そういうタイプの俳優は頭でっかちに芝居そのものを説明してしまうのです。それは観客に任せるべきことなのに。
あなたがしたことは余計なおせっかいだったのです。
あなたがいつもそうするタイプの俳優でないことを願います。
そういうタイプの俳優は役としてではなく俳優本人として舞台の上に立っています。
そして最悪な場合は脚本に対する自分の理解度を見せ付けたり、その捉え方の切り口を誇ったりしてしまうのです。
演技することというのは口調や表情といった表現を用いて脚本の解説をしたり、シーンの意味を説明したりすることではありません。
また役の人物が今どう感じているかを説明することでもありません。
あなたという個性を通して役としての人物が「今」という空間に生きることです。
舞台空間の中に生きてください。
あなたは役に生きる俳優ですから解説者になってはいけないのです。 |
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